山梨県立博物館 かいじあむ
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 ■かいじあむティーチャーズクラブ


かいじあむティーチャーズクラブ

メールマガジン 創刊号

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      山梨県立博物館
  かいじあむティーチャーズクラブ
  メールマガジン 創刊号 2006.8.4.
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  ■も く じ■
0. 【創刊のことば】
1. 【クラブ事務局からのお知らせ】
2. 【研究報告】第1回研究会
3. 【近頃のかいじあむ】
4. 【イベント案内】
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0. 【創刊のことば】
かいじあむティーチャーズクラブにお申し込みくださいまして,ありがとうございました。今後,会員の先生方には,このようなメールマガジン(不定期)を送らせていただきます。先生方の授業実践や教育研究に少しでも役に立てば・・・と思います。


1. 【クラブ事務局からのお知らせ】
■1 .7月28日(金)にティーチャーズクラブの第1回研究会を開催しました。ご出席くださいました先生方,ありがとうございました(詳細については,2. 【研究報告】を)。当日ご欠席の先生方,そして,第1回研究会後に申し込まれた先生方のために,第2回研究会を8月24日(木)午後3時から開催します。おもにクラブ活動の内容説明となります。できるだけご都合をつけて,ご出席ください。派遣依頼の文書は後日、お送りします。

■2. 第1回研究会の際に,先生方の顔写真を撮らせていただき,それを使って会員カードを作りました。このカードを博物館の改札に見せていただければ,開館時間中,いつでも教材研究のための視察ができます(本人限り。有効期限は今年度末)。

  なお,第1回研究会を欠席された先生へのご連絡ですが,博物館の視察に来られる機会がありましたら,受付にその旨お伝えください。写真をお撮りして,カードを作らせていただきます。夏季休業中,センターの研修等でこちらに来る機会も多いと思います。昼休みや研修会終了後のちょっとした時間でも,ご視察ください。

■3. できるだけ多くの先生にクラブの会員になっていただき,博物館を存分に活用していただきたいので,今も会員を募集しています。ぜひ,まわりの先生方にお勧めください。クラブ会員になっていただけた先生には,学校教育に博物館を活用していただくために館のガイドブックを差し上げています。


2. 【研究報告】第1回研究会
  7月28日(金)午後2時より,ティーチャーズクラブ第1回研究会を博物館の生涯学習室で行いました。司会は出月企画交流課長。廣瀬副館長からの挨拶後,学芸員,資料情報スタッフ(資料閲覧室),教育主事など,クラブの先生方をサポートする館のスタッフを紹介しました。会員の先生方からも自己紹介をいただき,クラブの運営について提案し,承認をいただきました。
  今日の研究会には3つの『お楽しみ』を用意しました。
  1つ目は,当館の橋学芸員による『かいじあむの楽しみ方』というレクチャーです。
  衛星写真をどーんと床面に貼り付けた『導入展示』や,床面に木の実がたくさん配置され,上からは縄文の縄が落ちている『縄文』のコーナーなどは,他に類を見ない,とてもユニークな展示であること,その衛星写真に飛行機の影が4つ写っていること,『甲斐の誕生』コーナーのタイル敷きの床面にもちゃんと意味があることなど,「ヘー」を連発したくなるようなネタを披露してくれました。
  また,江戸時代の人々の暮らしを教えてくれる人形たちが,どのようにして作られていったのか,そのメイキングの裏話をたくさん教えてくれました。
  これらの話はすべてプロジェクターの映像付きだったので,とても分かりやすかったです。こんな話を聞いてから,博物館を見ると,楽しさが倍増すると思いました。

  2つ目は,昨年,総合教育センターで博学連携をテーマに研究を深めた青木央先生の研究実践報告です。
  青木先生は,博物館を活用することによって学びが深まるだろう小学校社会科の単元を抽出し,それらの単元を、博物館を活用しながら行うとどうなるかを研究しました。具体的には,指導案の作成,学習時に使うワークシートの作成,評価項目の設定などです。それらを『学習パック』としてまとめ,ホームページ上にアップされています。
  とても見やすく,また,使いやすいホームページです。たとえば,ワークシートはPDF版の他に一太郎版も用意されていて,先生方が自在にカスタマイズして使えるようになっています。ぜひ,一度覗いてみてください。
  http://www.ypec.ed.jp/center/kenkyukaihatu/ をクリックし、「内留生報告書 平成17年度」→「★博学連携による小学校・・・」の下の「博学連携による学習パッケージ」とお進みください。

  3つ目は,企画展『やまなしはじめて物語』のガイドツアーです。
  ガイドは,この企画展を担当した小畑学芸員。1つ1つの展示資料について,詳細に説明してもらいました。皆さん,目を皿のようにして展示を見ていらっしゃいました。
  さて,受け付け時に顔写真を撮らせていただき,それを研究会の最中に萩原教育主事がパソコンで処理をし,会員カードを作りました。それを会員の皆さんにお配りし,解散しました。


3. 【近頃のかいじあむ】
■1. 夏休み企画展『やまなしはじめて物語』が好評開催中です。いろいろな「やまなしのはじめて」を集めた企画展で,「初めての学校」「初めてのお金」「初めての新聞」「初めての種痘」「初めての県知事」「初めて世界一周した人」などなど。興味深い資料がいっぱいです。個人的には,初期の音楽の教科書の『ちょうちょ』の楽譜が4/8拍子だったことや,双子のような水晶,なんと1メートルもある大きな水晶に興味を持ちました。企画展の内容をまとめたガイドブック(ミュージアムショップで販売中。500円)は,授業のネタとしても使えそうな情報満載です。

■2. 8月1日からシンボル展も始まりました。テーマは『ぶどうと葡萄酒』。ブドウ栽培,収穫,そして葡萄酒作りで使われた道具類を展示しています。昨年度,国登録有形民俗文化財として日本で初めて登録された資料です。

  関連展示として,常設のメイン展示室『変貌する景観』に甲府城内にあった日本最初期のワイナリーなどの展示,企画展『やまなしはじめて物語』の中にも『ワイン醸造のはじまり』というコーナーがあります。
  地場産業という切り口で,授業に生かせると思います。


4. 【イベント案内】
○工作教室「貴石画をかいてみよう」
8月12日(日),19日(土)午前9時30分から午後4時30分。体験学習室。
貴石を使って絵を描きます。材料費がかかります。

○お庭で自然かんさつ 8月の巻
8月13日(日)午後1時から1時間程度。ロビーに集合。
お散歩しながら,庭の自然観察をします。無料。申込不要。

○館長トーク「北辺と南辺の生業−昆布とヤコウガイ」
8月20日(日)午後1時30分から3時。生涯学習室。
平川南館長が「掘り起こされた古代社会像〜中世への展望」をテーマに最新の研究成果について語るシリーズ。無料。申込不要。


【編集後記】
  今号のメールマガジンは植原が担当しました。
  先日,館の南西にある調整池でカルガモの親子を見ました。親1羽に雛が9羽。ちょこまかと水面を泳ぎ回る雛を岸から親が心配そうに見ていました。おもしろかったのは,時々,親が鳴くのですが,その声がかすれているのです。「子どもを注意し過ぎて,こんな声になっちゃったのかな?」と,思わず笑ってしまいました。
  暑い夏ですが,博物館の中は涼しいです。ぜひ,おいでください。

配信元:山梨県立博物館 企画交流課(ティーチャーズクラブ担当)
〒406-0801 笛吹市御坂町成田1501-1
電話 055-262-1278
ファックス 055-261-2632
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