山梨県立博物館 かいじあむ
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 ■かいじあむティーチャーズクラブ


かいじあむティーチャーズクラブ

メールマガジン 第3号

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山梨県立博物館
かいじあむティーチャーズクラブ
メールマガジン 第3号 2006.9.20.
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  ■も く じ■
1. 【クラブ事務局からのお知らせ】
2. 【近頃のかいじあむ】
  シンボル展『ぶどうと葡萄酒』,好評開催中
   鳥の目で故郷を観る〜導入展示
3. 【イベント等の案内】
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1. 【クラブ事務局からのお知らせ】
■1. 研究会後にもたくさんの先生方にご入会いただき,小学校の部22人,中学校の部15人,高校その他の部28人,計65人の先生方が会員登録されています。ありがとうございます。皆さん,ぜひ,博物館においでくださいね。

■2.博物館では,学校向けの貸出教材『ミュージアムキット』を用意しています。ティーチャーズクラブの先生方には優先的に貸し出しておりますので,ぜひ,ご利用ください。ミュージアムキットを紹介したホームページのアドレスは以下の通りです。
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_kyouin_05museumkit.htm

■3. 会員証をまだお作りになってない先生につきましては,顔写真のデータを送っていただければ,こちらで作ります。または,来館していただいた時に顔写真を撮らせていただきますので,受付にその旨お話しください。


2. 【近頃のかいじあむ】
■1. シンボル展『ぶどうと葡萄酒』,好評開催中です。ブドウの栽培,収穫,そして葡萄酒作りで使われた道具類を展示しています。山梨のブドウ栽培と言えば「棚」を作るのが一般的ですが,江戸時代の『甲州道中膝栗毛』という本に,勝沼宿で,ブドウ棚の下,そこのおかみさんが旅人にブドウを売っているらしい絵が描かれています。当時からすでに棚でブドウを作っていたんですね。とはいえ,もちろん,今のように針金を使っていたわけではありません。当時,針金の代わりに,何を使っていたと思いますか? 答えは展示室で!(次号でも発表します)

■2. 山梨県の衛星写真を大きく床面に貼り付けてあるのが「導入展示」。フランスの人工衛星から撮った写真です。とはいえ,必ず雲が写ってしまうので,できるだけ雲が写らないように,何枚かの写真を合成して作っているそうです。いわば「鳥の目」で郷土やまなしを観ることのできる展示です。

  釈迦堂遺跡博物館のあたりは,みごとな扇状地地形になっています。
  北巨摩の塩川の周辺に河岸段丘が発達しているのがよくわかります。段丘の平らな部分は畑などに使われていて,崖の部分に林が残っているので,崖の部分だけ濃い緑色に見えます。この濃い緑色のラインが川に平行して走っているわけです。
  あるいは,御勅使川を武田信玄の時代から治めていた痕跡も認めることができます。

  衛星写真の中でご自分の勤務校やご自宅を探された後には,このような地形の勉強に生かすのもいいと思います。あるいは,「富士川はこんなふうに流れているんだよ」と富士川の位置や流路を確認してから,富士川水運の展示を観るというふうに,他の展示と関連させて観るという方法もあります。

  ところで,この写真は「衛星」写真です。当然のことながら,人工衛星は飛行機よりも高い空を飛んでいます。ですから,この展示の中には飛行機が白く写っているのですが,もう、見つけた方はいらっしゃいますか? じつは1機だけでなく,複数写っているんですよ。


3.【イベント等の案内】
●9月24日(日) 午前9時30分から午後5時まで
かいじあむワインまつり シンボル展『ぶどうと葡萄酒』にちなんで。
県産ワインの試飲・販売会,県内ワイナリー紹介など。

●10月1日(日) 午後1時30分から3時まで
かいじあむ古文書講座 展示関係古文書を読む(近現代編)無料。事前申込が必要。
●10月8日(日) 午後1時から2時まで
お庭で自然かんさつ 無料。申込不要。

●10月15日(日)午前9時30分から午後3時まで,自由解散。
   わいわいミュージアム「山梨県立博物館の通信簿ツアー」
   申し込み・問い合わせ先 つなぐNPO事務局 yamaiku@msi.biglobe.ne.jp


【編集後記】
  今号のメールマガジンは植原が担当しました。
  自分さえちゃんと朝早く来れば,博物館の庭は毎日続けて観察できます。そんな継続観察できる利点を生かし,キキョウの一つのつぼみに「きょうちゃん」と名付け,毎日,観察しました。
  きょうちゃんが咲き出したのは9月13日。キキョウのつぼみって見たことありますか? まるで風船みたいにふくらんでいて,かわいいんですよ。そのつぼみの一部がめくれて,開き始めたのが13日だったんです。
  開いたばかりの花をみると,真ん中に心棒のようなものがあって,そこに白い粉がたくさんついています。おしべから出た花粉です。15日になると,からからになったおしべが心棒から外れました。そして,16日になると,心棒(じつはめしべ)の先が5つに裂けて,きれいな星型になりました。そして,18日に,きょうちゃんはしおれてしまいました。
  花の一生も,こんなふうにじっくり観るとおもしろいなと思いました。


配信元:山梨県立博物館 企画交流課(ティーチャーズクラブ担当)
〒406-0801 笛吹市御坂町成田1501-1
電話:055-262-1278
ファックス:055-261-2632

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