山梨県立博物館 かいじあむ
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概要お庭で自然観察
 
 ■イベント『お庭で自然観察』


2006年11月3日の

『お庭で自然観察』

ダイジェスト

スタート

 

はじまりはじまり

 博物館のロビーが集合場所。この日は、初めはたったの3人でスタート。でも、庭を散歩している人たちを巻き込んで、だんだん多くなりました。

ニレとアブラムシ1
ニレとアブラムシ2

 

 

 

ニレとアブラムシ

 まず目についたのが、ハルニレの幹や根元にびっしりのほこりのようなもの。
  近づいてじっと見ると、全部小さな虫です。 翅のはえたアブラムシでした。図鑑で調べると、この虫はニレの葉っぱに小さな赤い虫こぶを作る虫で、春から夏にかけてハルニレの葉の虫こぶのなかですごし、その後、近くのイネ科植物の根に移動し、秋になると、また、このようにニレの木にもどって来るのだそうです。

リンドウ1
リンドウ2
リンドウ3



 

 

 りん子ちゃん

 次に観察したのがリンドウです。
  私は出勤日には毎日、お庭で自然観察をして 記録をとっています。毎日見て、記録するからこそ、見えてくるものがあります。

  リンドウのつぼみのすぐ下の葉にテープを付け、「りん子1」「りん子2」と名づけ、追跡調査をしました。そのうち、りん子2は、少なくとも、10月15日には開花し、25日に咲き終わりました。「少なくとも」と歯切れがわるいのは、私だって年中無休ではなく、休みの日があるからです。

 さて、りん子を追跡調査していて、もうひとつ気づいたことがあります。上下どちらの花のほうが先に咲き始めた花だか分かりますか?
  私はこの写真を見ただけで、瞬時に判断できます。下の花のほうが先に咲き始めた(したがって古い)花です。どこが違うでしょうか?

何色?
「しょうじょうひ」色

 

 

 

 色当てゲーム

 カキの葉っぱは何色といえばいいでしょうか?
  こんなときに面白いのが「色見本帖」です。これは、たとえばポスターなんかを印刷するときに色を指定するためのもので、私が持っているのは「日本の伝統色」という約300色の色見本帖です。
  みんなで色あわせした結果、このカキの葉の赤色は「猩々緋」という名前でした。

ヒメリンゴ

 

 

 

 ヒメリンゴ

 毎回、試食コーナーがあります。次回はどうかな?

ガマの穂1
ガマの穂2

 

  ガマの穂
 調整池に生えているガマが熟しています。そこで、昼休みに2〜3採って、フェンスの外に置いておきました。

 ガマの穂はフランクフルト(ソーセージ)にそっくりですが、少し強めにさわると・・・モニョモニョと綿毛が出てきて、はじめはビックリしますが、そのうち、楽しくなります。

 「ガマの穂わたにくるまれば・・・」の『因幡の白うさぎ』の絵本の読み聞かせをしました。

 


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