山梨県立博物館 かいじあむ
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概要お庭で自然観察
 
 ■第14回 『お庭で自然観察』 2007年2月10日 ダイジェスト


 

 

 


 2つの冬芽@

 さあ、2月の観察会の始まりです。
 今回は生き物たちの冬越しの秘密に迫ります・・・とはいえ、暖かくて、冬越しという感じがでません。

 今回の観察テーマのひとつは木々の枝先についている冬芽です。
  だいたい、どの木も、よく見ると2種類の冬芽を持っています。ひとつは中から葉(と枝)しか出てこない芽、もうひとつは花も入っている芽です。葉しか入ってない芽は小さく、花も入っていれば大きくなるのが普通なので、見分けができるというわけです。そして、花芽の付き加減を見れば、次の春の花の咲き具合が予測できます。

 わかりやすいのが、コブシやモクレンの芽(これはコブシです)。
  大きくて、ふかふかの毛皮コートを着ているようなのが花芽(下の写真)で、小さくて、さっぱりしているのが葉芽(上)です。さわってみると、花芽はとても暖かそうです。


 

 


 フクジュソウ

 「あら、地面から直接、花が咲いている」
  そうです、フクジュソウの花は地面から直接、花だけが咲いて、あとから茎が伸びたり、葉が出てきたりするんです。
  花は温度を感じて開いたり閉じたりするので、寒くて閉じている花をそっと手で囲んで暖めると、花びらが開いていくんですよ。今日はとても暖かくて、それができずに残念です。


 

 


 ネコヤナギ

 ネコヤナギの冬芽のカバーの中に中身が入りきれなくなり、「ふかふかのもの」が出てきました。実は、成長したネコヤナギのつぼみです。
  さわると、やわらかくて、とても気持ちいいですよ。


 

 


  2つの冬芽A

 当館館長が大好きなヤマボウシの冬芽です。いつもの年だとたくさんの花芽が付いているはずなのですが、今年は一生懸命に探してもほとんど見つかりません。花の時期が心配です。

 ちなみに、上の写真に写っているのは全部葉芽。下の写真の真ん中だけが花芽です。

 


  2つの冬芽B

 マンサクには、花芽がまったく見当たりません。葉芽はとがっていますが、花芽は丸い形です。
  昨年、マンサクが咲いたのは2月15日です。このページを作っているのは18日ですが、咲いていませんでした。


 

 

 

 2つの冬芽C

 一方、ダンコウバイの枝には、葉芽も花芽も両方ちゃんとありました。
  下の写真の、むかって左が葉芽で、その付け根についているように見えるのが花芽です。


 

 

 


 梅の匂い

 白い梅の花が見ごろでした。
  近寄ると、甘い、なんともいい匂いがします。
  その匂いに引き寄せられたのか、ニホンミツバチが数匹と、セイヨウミツバチが1匹、来て、蜜を吸ったり、花粉を足に付けたりしていました。見ているあいだ中、ずっと働き通しでした。

 

 

 

  カリンの芽吹き

  カリンの芽吹きがもう始まっていたので、見てもらいました。


 

 

  何の草?

  これが何の草かわかりますか?
  ほとんどの植物は、春から秋の太陽の光を利用しやすい季節を狙って成長します。でも、それだと他の植物と日光をめぐって競争しなければならないので、それだったら、寒いし、日光が弱いかもしれないけど、冬の日光を独占して使おうという作戦の植物たちがいます。

 そのひとつが、この写真の植物です。ヒガンバナ。

 


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