山梨県立博物館 かいじあむ
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概要お庭で自然観察
 
  『ボランティアによるお庭の見どころガイド』2007年7月7日 ダイジェスト

今月は、当博物館協力員の前田ゆう司氏を講師として迎え、自然観察会を行いました。

今月は、秋に向かって一生懸命成長している木の実の観察をメインにして、

お庭を一通り散策しました。

※「お庭で自然観察」の参加記も前田ゆう司さんに書いていただきました。(写真・文とも前田氏提供によるものです)

ホタルブクロ

エントランス近くの植え込みからホタルブクロが顔を出していました。

盛り土と一緒に運び込まれてきたのでしょうか。今年はこの一株だけですが、宿根草なので来年は何株に増えるか楽しみですね。

 


ナデシコ

博物館のシンボルツリー、ヤマナシの根元でナデシコが満開です。


ナツツバキ

ナツツバキは、いそいそと開花の準備をしています。

 


シナノキ
シナノキの花はあっという間に散ってしまい、実になりました。

実の根元から出ている細長く薄い黄緑の物は苞葉で、グライダーの翼の役目を

しています。これによって実は風に乗って遠くまで行くことが出来ます。

鳥に食べられることで移動するのではなく、空気の力を利用しています。



サラサドウダン

ちょっと見にくい画像ですみません。サラサドウダンの実です。

花は垂れ下がっていたのに、なぜか実は上向きで光を浴びています。

 

 


ツバキ

ツバキの実は2ヶ月前と比べるとだいぶ大きくなりました。

人間で言えば中学生くらいでしょうか。

実の上でハエトリグモが一休み。

目が合ったらサッと隠れてしまいました。このクモはまだ小学生くらい。



カリン

カリンは今、縦長に成長しています。これからふっくらと成りますね。


 
リンゴ

リンゴがほのかに色ずいていました。ちょっと実の数が多すぎかな。


 
オニグルミ

オニグルミもずいぶんと大きくなりました。
 

 

クリ

クリは1週間で一回り大きくなりました。でもイガはまだ柔らかく、触れても

痛くありません。

ナデシコからクリまではお庭の南側で見られます。


モモ

“実りの里”のモモ畑では、まだ低木なのにモモがしっかりと実をつけていました。
ザクロ
ザクロの実は、照る照る坊主くらいの大きさでしょうか。
ソヨゴ

さて最後に、とても小さいけれど熟すと真っ赤になる実を3種類紹介します。

秋が楽しみですね。

ソヨゴは雌雄異株なので、雌株を探しましょう。

ウメモドキ

ウメモドキも雌雄異株です。南から西側にかけての遊歩道の脇にさりげなく

植えられています。

ナナカマド
館の西側のナナカマドは、今年はたくさん実をつけています 。

 

次回は平成19年8月25日(土)です。

お楽しみに!


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