山梨県立博物館 かいじあむ
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博物館資料のなかの『富士山』

葛飾北斎 冨嶽三十六景

25:登戸浦(のぶとうら)

登戸浦

登渡神社の鳥居付近の浅瀬で汐干狩りにいそしむ人々。貝でいっぱいになった桶を意気揚々として運ぶ漁師、世間話をする女たち、はしゃぐ子どもたち、大らかな時間の流れを感じる。大小ふたつの鳥居は本来もっと離れているが、相似形を使い、構造物の内側から富士を望むという北斎好みの構図にまとめられている。

※登戸浦(千葉県千葉市中央区)
…登戸浦は、江戸湾(東京湾)の湊で江戸築地に荷揚場を持ち、年貢米や海産物を房総半島から江戸に海上輸送する拠点の一つであった。浦に臨む登戸村には、寛永21年(1644)に千葉一族の登戸定胤が創建した登渡神社(妙見宮)が鎮座し、境内には富士塚が存在する。

 
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