山梨県立博物館 かいじあむ
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4 水に取り組む
 
「水に取り組む」展示室写真  山梨の人々は、度重なる水害を克服するために信玄堤などの独自の治水技術を発達させ、徳島堰などの利水事業を通じて、豊かな水の恵みを生み出してきました。
  水に関わる人々のさまざまな歴史と同時に、そこから生まれた民俗や信仰や先人たちの水に取り組んできた姿を紹介します。
展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
網代護岸 (宮沢中村遺跡)    山梨県立考古博物館      
測量器(複製) 江戸時代 個人    江戸時代の優れた土木技術者であった窪田幸左衛門(1771-1855)が用いた測量器。持ち運びに便利なように、簡単に分解・組み立てが出来る仕組みとなっている。
武田家朱印状
(桑原家資料 複製)
天正3年
(1575)
個人(寄託)
武田家が堤防工事に用いる材料の調達を命じた文書。
釜無川氾濫の図(複製)   長遠寺    享和2年(1802)に鏡中条村(南アルプス市)付近で起きた大洪水の様子を描いた絵図。
新板色刷甲斐国絵図(大木家資料) 文政8年
(1825)
山梨県立博物館   江戸時代の甲斐国絵図。周囲を高い山々に囲まれ、数多くの河川がある甲斐国では洪水が絶えなかった。
甲陽代々鑑抄(赤岡重樹旧蔵資料)   個人   甲斐国を治めるには治水が重要であること、また竜王の語源について説明されている。
雨ごいの仏像 不明 清水寺    日照りの際、雨乞いに使用された仏像。昭和40年頃まで使用された。
御幸祭川除の石 平成15年
(2003)
山梨県立博物館    洪水を防ぐために行われる御幸祭(みゆきまつり)で、水神を鎮めるために使用される石。
石尊祭の藁束 平成14年
(2002)
山梨県立博物館    水神である「石尊(せきそん)さん」の祭りで使用される。唱えごとをしながら、藁を一本ずつ束から抜き取り、川に投げ入れる。
「水神」墨書土器 平安時代 忍野村教育委員会    水の神を祀る水神信仰が、平安時代からあったことを示す資料。
祓いの人形
(上野晴朗氏収集資料)
現代
(昭和)
山梨県立博物館    人間の身の穢れを移し、水に流すなどして清めるための紙製の人形。展示資料は、笛吹市八代町熊野神社と甲州市塩山菅田天神社のもの。
流し雛
(上野晴朗氏収集資料)
現代
(昭和)
山梨県立博物館   流し雛も、本来は祓いの人形の意味を持っていた。(参考資料)
雨乞祈願和歌写し書(太田家資料) 江戸時代 山梨県立博物館    雨乞いに際して読まれた文書。
雨乞雨晴祈願の祓詞(頼生文庫) 江戸時代 山梨県立博物館    雨乞いに際して読まれた文書。



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