山梨県立博物館 かいじあむ
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13 江戸文化の往来
 

「江戸文化の往来」展示室写真 甲斐は江戸に近く、物流や人々の往来が活発で、常に最新の江戸文化が流入しました。往来した人々による記録、甲斐に残された書画、学問や文芸などを紹介し、武士や町人がそれらを育み、甲斐に花開かせていった様子を明らかにします。

展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
松山村絵図 文化3年
(1806)
都留市
『甲斐国志』編纂の際に提出された絵図(都留市指定文化財)。松山村(現、富士吉田市南西部)は、富士山麓海抜800メートル以上に位置する。鎌倉往還(国道137)と富士に降った雨水や雪解け水を流堀が確認できる。
甲斐国志 江戸時代 山梨県立博物館    江戸時代の「山梨県史」。幕府より全国に国史の編纂か゜命じられ、甲斐国は甲府勤番支配の松平定能と、内藤・森嶋・村松の地元の学者によって進められ、11年後の文化11年に完成し幕府に献上された。その写し。
狩野宗信筆
富士図   (大木コレクション)
江戸時代

山梨県立博物館

  江戸中期の狩野派による富士図。瀟洒で雅やか、探幽以来の典型的な江戸狩野の画風で描かれている。
竹邨三陽筆
甲斐御嶽新道・御坂図
嘉永5年
(1852)

山梨県立博物館

  天保14年(1843)頃に開鑿された御嶽新道(現在の御嶽昇仙峡)の渓谷風景と、御坂から遠望する富士山麓の景観。甲府横近習町の南画家、三陽。
三枝雲岱筆
御嶽道絵巻
弘化4年
(1847)

山梨県立博物館

  御嶽金櫻神社(甲府)から始まり、千塚、塩部を経て、甲府城下にいたる景観を俯瞰している。雲岱は巨摩郡浅尾新田村(現、北杜市)出身の文人画家で、修験者・神官を務めた宗教者でもある。
竹邨三陽筆
群鹿図屏風(六曲一双のうち右隻)
  (大木コレクション)
天保13年
(1842)

山梨県立博物館

  右隻は、生い茂る木々と水辺で鹿たちがくつろぐ夏景。ちなみに左隻は、月光りのもと、枯木の林で鹿たちが体を休める冬景。
甲府道祖神祭幕絵 東都名所 目黒不動之瀧(複製) 天保12年(1841)頃 山梨県立博物館   元資料は、初代歌川広重が、天保12(1841)年に甲府の緑町一丁目に招かれて制作した幕絵。20枚ほど描かれたうちの現存唯一。県指定文化財。



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