山梨県立博物館 かいじあむ
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16 巨富を動かす
 
「巨富を動かす」展示室写真 幕末期に生糸取引で活躍した甲州屋忠右衛門や、のちに甲州財閥として巨富を動かした若尾逸平らの人物像に迫り、甲州から出発した彼らの旺盛な行動力や積極性について紹介します。
  また、甲州財閥の行った電気や鉄道をはじめとした町の基盤づくり事業が、現在の私たちのくらしに生きていることを紹介し、日本や山梨の近代化における彼らの事業の意義を明らかにします。

今年(2009年)は、安政6年(1859)の横浜開港から150周年ということで、開港まもない横浜で活躍した、篠原忠右衛門をはじめとする甲州商人を中心に展示しております。
展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
書簡(甲州屋忠右衛門 日本最初の鉄道にのる)(篠原家文書) 明治5年(1872) 山梨県立博物館   甲州屋忠右衛門が、開業当初の日本最初の鉄道(新橋・横浜間)に乗車したことが記されている書簡。開業式典への明治天皇の行幸や祭典の賑わいなどが詳説されている(書簡の日付は9月11日だが、式典は9月12日)。このほか、洋服屋の開業や国許で発生した大小切騒動の安否確認などが記されている。
篠原正次郎道中諸入用控帳
(篠原家文書)
明治元年
(1868)
山梨県立博物館   忠右衛門の息子の正次郎が、甲州と相州の間を行き来した際の金銭出納帳。
甲州屋全盛期の取引関係書簡 (篠原家文書)
元治元年
(1864)
山梨県立博物館    忠右衛門が甲州にくず糸の仕入れを指示した書簡。文中には「甲府ハかを一平(若尾逸平)」も登場する。
甲州屋の生糸仕入れを指示する書簡(篠原家文書) 元治2年
(1865)
山梨県立博物館    横浜の忠右衛門と直太郎から甲州の正次郎への指示が記された書簡。文中では「三万両余商いいたし候」との甲州屋の状況が記されている。
起業秀才明治百商伝 若尾逸平君伝(甲州文庫)

明治13年(1880)

甲州文庫    甲州財閥と呼ばれることとなる若尾逸平の同時代の評伝。「乗り物と灯り」に進出する前の若尾についての評価を知ることができる。

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