山梨県立産業技術短期大学校 page 8/32
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Seminar2年間の集大成卒業研究Group技能検定の実技課題への挑戦土屋昭人(山梨高校出身)西山裕太(韮崎工業高校出身)飯島隆秀(甲府工業高校出身)羽田拓朗(富士北稜高校出身)機械加工実習や金型製作などの授業....
Seminar2年間の集大成卒業研究Group技能検定の実技課題への挑戦土屋昭人(山梨高校出身)西山裕太(韮崎工業高校出身)飯島隆秀(甲府工業高校出身)羽田拓朗(富士北稜高校出身)機械加工実習や金型製作などの授業の中で習得した加工技術を確認し、さらなるレベルアップを目指してフライス盤の技能検定課題の加工に挑戦しました。初級技能者が有するべき技能である3級からはじめ、中級技能者である2級の課題を加工できるまでに上達しました。このほか、旋盤の2級課題、上級技能者である1級課題に挑戦している学生もいます。技能検定は、その技能レベルを国が証明する「国家検定」です。卒業研究時には、一人でも多くの学生が検定に合格し技能士の資格を得ることによって全体の技術レベルが向上することを目指し、検定にチャレンジするための十分な準備ができる環境を提供しています。Group射出成形金型の製作白鳥佑弥(大月短大付属高校出身)橘幸佑(甲府城西高校出身)野口尭弘(韮崎工業高校出身)柳澤一貴(白根高校出身)池谷浩志(駿台甲府高校出身)射出成形金型は、プラスチック製品の生産に広く使用されている道具です。名刺サイズの小物が入る「角型ケース」を成型する金型の製作に取り組みました。ケースのふたと本体を別々の金型で成型するため、ふた用と本体用の2つの金型を製作します。フライス盤やボール盤による型板の加工、マシニングセンタによるコア部品や電極の加工、形彫り放電加工機によるキャビティ部品の加工、手作業による部品の磨き加工など生産技術科で学んだ多くの加工技術を使用します。加工した部品を調整しながら金型に組み立てます。卒業研究の成果を確かめるために金型の性能を検査するトライショット(試射)を行い、「角型ケース」を得ることができました。卒業研究(その他)■クレーンゲーム設計・製作グループボールねじなどの機構部品やステッピングモータを用いてクレーンゲームを設計・製作し、PLCによる制御を完成させることで、総合的な機械の製作技術を学ぶことができました。■機械制御グループ設計・製作した模型F1カーのマイコン制御に取り組み、3次元CAD操作技術の向上及び機械制御技術の基礎を習得することを目指しました。■エコカーグループエコカー競技大会に出場するための車両の設計・製作をとおして、設計の知識と加工技術の向上を目指しました。7